豆知識
古家具の魅力とは?
古道具・古家具の魅力 〜時代を超えた美しさと実用性〜 1. 古道具・古家具とは? 古道具・古家具は、時代を超えて愛され続けるアイテムで、主に昭和や大正、明治時代のものが多く存在します。手作業で作られた温もりや、経年による独特の風合いは、新品にはない味わいがあります。これらの家具や道具は、デザインだけでなく実用性も高いため、現代のライフスタイルにもマッチします。 2. 古道具・古家具の特徴 素材の質感古道具・古家具は、木材や鉄、ガラスなど、長年使われることで独特の質感が生まれます。例えば、使い込まれた木製の机には、手触りが柔らかくなる「艶」が出ます。 職人の技術昔の家具は手作業で作られることが多く、細部までこだわり抜かれたデザインが特徴です。引き出しの滑らかさや、接合部分の堅牢さなど、今の大量生産品にはない職人技が感じられます。 経年変化による美しさ古道具は、使い続けることで時間とともに変化します。例えば、木製家具は使い込むほどに色味や風合いが変わり、唯一無二の存在感を放つようになります。こうした「経年美」は、多くの人が古家具に惹かれる理由の一つです。 3. 古道具・古家具の選び方 状態を確認する古いもののため、状態の良し悪しを見極めることが重要です。特に木材部分のひび割れや、鉄部分の錆び、ガラスの欠けなどに注意しましょう。少しの修理で蘇る場合もあるので、プロに相談することも一つの手です。 サイズ感と用途を考える古家具は現代の家具よりも小ぶりなことが多いため、設置場所や用途を考慮して選びましょう。例えば、昔の収納棚は現代の書類や電子機器に合わないことがあるため、使用目的に合わせた選定が必要です。 4. 古道具・古家具の楽しみ方 インテリアのアクセントに現代のシンプルなインテリアに、古道具や古家具を一つ加えるだけで、空間がぐっと引き締まります。昭和レトロやヴィンテージ感を演出するアイテムとしても最適です。 リメイクやDIYで新たな命を吹き込む古家具をリメイクしたり、DIYで手を加えることで、現代の暮らしに合ったアイテムに生まれ変わります。ペイントを加えたり、引き出しに新しい取っ手をつけるなど、ちょっとした工夫で個性が引き立つ家具になります。 5. 古道具・古家具を取り入れるメリット エコでサステナブル新品を買うよりも、古い家具を再利用することは環境に優しい選択です。また、古道具や古家具は耐久性が高いため、長く使い続けることができます。 唯一無二の存在感一点ものの古家具は、他に同じものがないため、インテリアに個性と存在感を与えます。時代背景や歴史を感じるアイテムを日常に取り入れることで、生活に深みが増します。 まとめ 古道具・古家具は、時代を超えて受け継がれる美しさと機能性が魅力です。職人の技や経年変化による独自の味わいは、現代のライフスタイルにも豊かさをもたらします。エコでサステナブルな選択としても、またインテリアに個性を加える要素としても、ぜひ取り入れてみてください。
2024年もまだまだ続く?!昭和レトロブームについて販売店が解説!
2022年は10代~30代の昭和を知らないZ世代の若者世代を中心に昭和レトロがトレンドになりました。そんな2022年に流行となった昭和レトロについて特徴やおすすめ商品についてわかりやすく解説をします。2023年以降の昭和レトロの動きについても販売店自身で感じている感覚を元に予想してみます。 レトロ商品の種類 「レトロ」とはRetrospective(回想)の略語で、懐古趣味のことを指します。どこか懐かしいノスタルジックな感覚を刺激するレトロな商品は、古き良き時代を感じさせるインテリアとして今特にブームが来ています。しかも10〜20代の若い世代にも人気があり「逆に新しい」と注目を浴びています。木の温かさや垢抜けない素朴なテイストが多くの人たちから好まれるレトロ商品ですが、その中にも時代に分けて「昭和レトロ」「大正レトロ」そして今では「平成レトロ」と言うのも出てきています。 昭和レトロの特徴 昭和レトロの特徴は、昭和時代のノスタルジックな雰囲気ですが、ちゃぶ台やブラウン管テレビ、赤や緑などカラフルに作られたポップな色使いの家具などがあります。戦後、急速に欧米文化が入り、一般家庭でも畳にソファを置いたり、台所にダイニングセットが配置されたりし、家具のデザインにもアメリカンなものが増えました。その和と洋のミックスされたテイストが昭和レトロということで今では新鮮に感じ人気の秘訣です。特に人気が高いのは1960年代~1980年代初め(昭和30〜50年頃)に使われていた家具や食器ですね。昭和レトロをイメージできる作品としては「ALWAYS三丁目の夕日」「ちびまるこちゃん」「サザエさん」などがあります。 大正レトロ(大正ロマン)の特徴 大正レトロ(大正ロマン)の特徴は、和洋折衷でハイカラ、華やかな雰囲気です。明治時代になり日本へもたらされた西洋の芸術や生活様式が、大正時代になって日本の文化と融合し、日本独特の文化となりました。特に建築や家具、服装などで和と洋2つの特徴を巧みに取り入れているものが多いです。 平成レトロの特徴 平成レトロの特徴は、平成初期~中期頃(1989~2010年頃)に流行ったグッズや、ファッションなどです。使い捨てカメラ「写ルンです」、キーチェーン型の小型電子ゲーム「たまごっち」、そしてプリクラやガラケーなどが代表的なもの。1995~2010年頃に生まれたデジタルが当たり前の環境で育ったZ世代には、これらのアナログなアイテムが逆に新鮮味があって「エモい」と言われています。 昭和レトロブームはいつからからいつまで 1960年代(昭和30年頃)を懐かしむ「昭和ノスタルジー」や、1980年代(昭和50年頃)のバブル期のような活気のあるイメージの「レトロポップ」など、時代によってブームの盛り上がりは様々ですね。 昭和レトロブームはいつから始まった? 昭和レトロブームは2000年代初頭から始まったと言われていて、その時は昭和30年代から40年代(1955〜1965年頃)の時代のグッズやファッションが人気でした。現在再加熱している昭和レトロブームは、昭和50年代〜昭和60年代(1975〜1985年頃)に流行った使い捨てカメラ、レコード、順喫茶、クリームソーダ、レトロ食器などを中心に当時のグッズやインテリアが流行っています。その昭和レトロブームの火付け役として近年若い世代の間で注目されているブランドは、昭和時代に人気だったガラス食器ブランド「アデリア」を現代に復刻された「アデリアレトロ」です。若い世代には「新鮮でエモい」と評判になり、わずか4年間で100万個も売れる大ヒットになりました。 昭和レトロブームはいつまで続くか? 昭和レトロブームは、しばらくまだ続くと思います。昭和レトロの魅力の一つに、現代社会にはない「不完全さ」というのがあります。 Z世代の若者達は、便利な時代に生まれたからこそ少し面倒に感じるアナログな操作性を楽しんだり、温かみのあるチョイダサさを「逆に新しいくてかわいい」と感じたりしています。そして昭和に作られたアナログなアイテムは現在生産されてないので数が少なくなっていくとともに手に入りにくくなればなるほど価値が上がりますし、SDGsが必須となるこのご時世ではサスティナブルなライフスタイルやエシカルなアイテムはコレから更にどんどん注目されていきます。昭和レトロの人気は見た目のかわいさやデザインだけに限らず「古いものを大切に使う」という思考が若い世代へ浸透してゆけばゆくほど更に流行ってゆくと思います。 昭和レトロのおすすめアイテム!! 〈昭和レトロ商品一覧はこちら〉 「コンパクトで卓上でも使える!引出し10杯 小引き出し」商品詳細 インテリアとして使いやすい引き出し。収納としてデスクや棚の上に置いたり、使い込まれた味わいがいい!部屋の雰囲気を出すオシャレアイテムとして大活躍です。引出しが10杯もあるので、小物の整理もできちゃいます! 「背面のストライプが映える!大き目のキャビネット」商品詳細 部屋の雰囲気を一気に変えてくれるレトロポップなシェルフ・食器棚。お部屋のコレクションボード・飾り棚とし使ってもGOODです! 「レトロソファの定番!ブラウンレザー(合皮)のソファ」商品詳細レトロソファの定番である、ブラウンレザーと木の肘掛けのソファ。柔らかめのスプリング座面は御愛嬌ですが、ゆったり深めに座れます! バナルではその他、昭和レトロな商品をたくさん取り扱っています。オンラインショップでは随時新しい商品を出品していますので是非お気に入りの昭和レトロアイテムを探してみて下さいね。 番外編:「平成レトロ」と「Z世代」とは?! 「平成レトロ」とは1989年~2019年の平成時代の懐かしい雰囲気、文化を指します。昭和時代のレトロな要素と新しいテクノロジーを融合させた独自の雰囲気があります。その背景には「Z世代」と呼ばれる1990年代~2000年代に生まれた世代が、昭和(レトロ)と平成(テクノロジー)の雰囲気をミックスしさらなるブームを巻き起こしています。 「Z世代」に生まれた彼らは、スマートフォンやSNSなどの発展を身近に成長し、多様な文化などに容易にふれることができました。そのため個々の多様性を大事にしリアルタイムなコミュニケーションを取ることにより様々な要素を取り入れた文化が誕生しました。 まさに変革の時期を過ごし、新たな自己表現の仕方やサスティナブルな課題に積極的であり、今後の世界において中心的な存在です。 〈昭和レトロ商品一覧はこちら〉
昭和レトロな家具で生活を彩ろう!チェスト編
ここ数年、衣食住や音楽などさまざまなジャンルにて空前の「レトロブーム」がおきています。2023年も引き続き、このブームは続くと予想されます。当サイトでは定期的に昭和レトロなアイテムについての情報を発信していきたいと思います。 当店の実店舗、愛知県小牧市にある「リ・スクエア バナル」でも今年の6月に全面リニューアルを実施し、昭和レトロや古道具・古家具などアイテムの取り扱いを増やしております。そんな当店で取り扱っている昭和レトロなチェストについてご紹介をさせて頂きます。 縞々が可愛い!レトロポップなチェスト 商品ページはこちら大胆なカラーパターンが昭和レトロ感を感じさせてくれますね。収納としてはもちろんのこと、インテリアとしても大活躍。部屋に置いておくだけでアイキャッチとなりオシャレさがアップ。特に女性から人気の商品です。 味わいたっぷり!昭和レトロなチェスト 商品ページはこちら味わいのある昭和のチェスト。収納量だけでなく存在感が凄い。昭和の時代はクローゼットがなかったので、この手のチェストは大活躍していました。かなりしっかりとしたつくりです。ご自宅使いはもちろんの事、店舗什器としてもかなりオシャレにお使い頂けます。様々なタイプがあり当店でも人気の商品です。 レトロポップなチェスト 商品ページはこちら スペースエイジデザインが人気!レトロなチェスト「スペースエイジ」とは、1960~1970年代(ミッドセンチュリー)に宇宙開発への憧れとともに作られたデザインのこと。正に昭和期に流行したデザインのひとつで、昭和生まれの人なら誰もが見たことのあるチェスト。曲線形のフォルムを生かした取手が、独特の世界観とレトロな魅力を感じさせますね。様々なカラーやサイズがあり当店でも人気の商品です。 今回は当店おすすめの昭和レトロなチェスト商品3点をご紹介させて頂きました。当店では中古の珍しいアイテムを中心に取り扱いをしており、在庫にも限りがあります。ご興味ある商品があった場合はお早めにゲットしてくださいね! ※BUNUL ONLINE SHOPで販売中の商品は、店舗と在庫を共有しております。入れ違いによって、販売中の商品でもお買い求めいただけない場合がございます。あらかじめご了承ください。
昭和レトロ・古道具・ブロカントの小物雑貨の販売を開始します!
この度、バナルオンラインショップにて今まで店舗でしか販売していなかった小物を取り扱う事になりました。 実店舗ではブランド家具・アンティーク家具・ヴィンテージ家具・古家具・昭和レトロ家具など、様々なジャンルの家具と世界中から集ってきた小物・雑貨がところ狭しと並んでいます。そんなワクワクを全国の皆様へもお届けできるようラインナップを増やしていきます! 昔懐かしいボンボン時計、レトロポップな小引き出し、昭和レトロと言えばなホーロー看板、はたまたキューピー人形などなど…。店舗に並んでいる物を少しずつ商品ラインナップに追加していく予定です! 毎週続々と追加予定ですのでぜひお楽しみに♪ ※BUNUL ONLINE SHOPで販売中の商品は、店舗と在庫を共有しております。入れ違いによって、販売中の商品でもお買い求めいただけない場合がございます。あらかじめご了承ください。 ■当店詳細■RE-SQUARE BANUL〒485-0059 愛知県小牧市小木東2-113TEL:0568-65-8729営業時間:土・日・月 11:00~18:00金 18:00~21:00ホームページ:https://banul-official.com/
インテリアとしても人気な階段箪笥についてのご紹介
階段箪笥とは <nanaura7daysさんのInstagramより>https://www.instagram.com/nanaura7days 階段の下の空きスペースを活用するために、引き出しや戸棚を取り付けた収納箪笥です。別名では、箱階段、箱箪笥とも呼ばれています。 階段箪笥の特徴と歴史 階段箪笥は江戸時代初期に生まれました。関西の町屋を中心に広まり、自宅やお店などでお客様を出迎えるための場所でよく使われていました。人目に触れる家具らしく上品な飾り金具などが特徴で存在感抜群です。今でいう魅せる収納家具です。 登れる?階段箪笥のおすすめな使い方 ・階段箪笥は登れるのか 階段箪笥は、階段の下に入れる箪笥という意味の家具であることから荷重を受ける強度がないものがほとんどです。 そして建築基準法としての「階段」としても認められておらず、階段になる箪笥では無いのでご注意ください。 ・収納力を活かす 階段箪笥は水屋箪笥と同様に食器や道具を入れたりするのに使われていたようです。段の形に合わせて付いている大小さまざまな収納が、現代でも幅広く活躍してくれそうです。 ・インテリアとしての階段箪笥 <okuraorientalartinteriorさんのInstagramより>https://www.instagram.com/okuraorientalartinterior 階段箪笥は、階段の下収納として使われていましたが、現代では階段の下でなく様々な場所でインテリア家具としても使われています。その段々を活かして上にインテリア小物や観葉植物を置いたりするのもオシャレですね。和の雰囲気を活かし昭和レトロや大正ロマンなインテリアにバッチリです。お気に入りのお皿などを飾れば美しさ倍増です。近年では階段箪笥のおしゃれさに注目して、インテリアとしてミニサイズの階段箪笥も販売されているようです。 ・猫と階段箪笥 <saku8007さんのInstagramより>https://www.instagram.com/saku8007 キャットタワーにもなる階段箪笥(笑)猫ちゃんからしたら登りたくて仕方ない作りですね。そんな遊び心も含めたら猫ちゃんとオシャレな空間を楽しめるのかもしれません。 階段箪笥の種類(メーカー) ・仙台箪笥 「指物」「漆塗り」「金具」の3つの技の融合といわれる仙台箪笥は、豪華な金具の装飾が美しく宮城県の伝統工芸品に指定されている高級箪笥です。透明な漆を使い木目の美しさを透かし見ることができる木地呂塗り(きじろぬり)が魅力的です。素材は贅沢にケヤキ材が前面に使われていますので、置くだけでもその空間に高級感が広がります。 ・二本松家具 創業明治二年300年の伝統をもつといわれている二本松家具は、一説には、お城作りに携わった建築大工さんが調度品を手がけて、その技術がタンス作りに活かされてきたといわれております。二本松のシンボルである菊と松をあしらった「城家飾り」、田中家具に明治時代から伝わる宝袋と打出の小槌の「宝づくし飾り」や、牡丹や唐草をあしらったものが代表的です。 ・岩谷堂箪笥 創業天明3年(1783年・江戸時代中期)から続く岩谷堂箪笥は、永い年月を経て多くの職人たちの手によって研究・開発されてきました。岩谷堂箪笥の大きな特徴の一つは金具で、鮮やかに浮き彫りされた絵模様は堅牢さと共に漆の透き通った品格と合わさって全体の重厚感を醸し出しています。古くから漆の産地で有名な岩手県で作られています。バナルでは過去に岩谷堂箪笥の取り扱いも多数ありますが、かなりお手頃価格で販売させて頂きましたので、今後の入荷情報もチェックしてみて下さいね! 最後に 「階段箪笥」の魅力が少しお分かり頂けましたでしょうか??どの階段箪笥も個性があって素敵ですよね。バナルでは中古でお買い求めやすい価格の階段箪笥など、24時間いつでも好きな時に好きなだけ眺められ、購入も出来る「古道具・古家具」のオンラインショップを運営しています。ぜひご活用くださいね。