豆知識
2023年も大注目の昭和レトロブームについて販売店が解説!

2022年は10代~30代の昭和を知らないZ世代の若者世代を中心に昭和レトロがトレンドになりました。そんな2022年に流行となった昭和レトロについて特徴やおすすめ商品についてわかりやすく解説をします。2023年以降の昭和レトロの動きについても販売店自身で感じている感覚を元に予想してみます。 レトロ商品の種類 レトロ」とはRetrospective(回想)の略語で、懐古趣味のことを指します。どこか懐かしいノスタルジックな感覚を刺激するレトロな商品は、古き良き時代を感じさせるインテリアとして今特にブームが来ています。しかも10〜20代の若い世代にも人気があり「逆に新しい」と注目を浴びています。木の温かさや垢抜けない素朴なテイストが多くの人たちから好まれるレトロ商品ですが、その中にも時代に分けて「昭和レトロ」「大正レトロ」そして今では「平成レトロ」と言うのも出てきています。 昭和レトロの特徴 昭和レトロの特徴は、昭和時代のノスタルジックな雰囲気ですが、ちゃぶ台やブラウン管テレビ、赤や緑などカラフルに作られたポップな色使いの家具などがあります。戦後、急速に欧米文化が入り、一般家庭でも畳にソファを置いたり、台所にダイニングセットが配置されたりし、家具のデザインにもアメリカンなものが増えました。その和と洋のミックスされたテイストが昭和レトロということで今では新鮮に感じ人気の秘訣です。特に人気が高いのは1960年代~1980年代初め(昭和30〜50年頃)に使われていた家具や食器ですね。昭和レトロをイメージできる作品としては「ALWAYS三丁目の夕日」「ちびまるこちゃん」「サザエさん」などがあります。 大正レトロ(大正ロマン)の特徴 大正レトロ(大正ロマン)の特徴は、和洋折衷でハイカラ、華やかな雰囲気です。明治時代になり日本へもたらされた西洋の芸術や生活様式が、大正時代になって日本の文化と融合し、日本独特の文化となりました。特に建築や家具、服装などで和と洋2つの特徴を巧みに取り入れているものが多いです。 平成レトロの特徴 平成レトロの特徴は、平成初期~中期頃(1989~2010年頃)に流行ったグッズや、ファッションなどです。使い捨てカメラ「写ルンです」、キーチェーン型の小型電子ゲーム「たまごっち」、そしてプリクラやガラケーなどが代表的なもの。1995~2010年頃に生まれたデジタルが当たり前の環境で育ったZ世代には、これらのアナログなアイテムが逆に新鮮味があって「エモい」と言われています。 昭和レトロブームはいつからからいつまで 1960年代(昭和30年頃)を懐かしむ「昭和ノスタルジー」や、1980年代(昭和50年頃)のバブル期のような活気のあるイメージの「レトロポップ」など、時代によってブームの盛り上がりは様々ですね。 昭和レトロブームはいつから始まった? 昭和レトロブームは2000年代初頭から始まったと言われていて、その時は昭和30年代から40年代(1955〜1965年頃)の時代のグッズやファッションが人気でした。現在再加熱している昭和レトロブームは、昭和50年代〜昭和60年代(1975〜1985年頃)に流行った使い捨てカメラ、レコード、順喫茶、クリームソーダ、レトロ食器などを中心に当時のグッズやインテリアが流行っています。その昭和レトロブームの火付け役として近年若い世代の間で注目されているブランドは、昭和時代に人気だったガラス食器ブランド「アデリア」を現代に復刻された「アデリアレトロ」です。若い世代には「新鮮でエモい」と評判になり、わずか4年間で100万個も売れる大ヒットになりました。 昭和レトロブームはいつまで続くか? 昭和レトロブームは、しばらくまだ続くと思います。昭和レトロの魅力の一つに、現代社会にはない「不完全さ」というのがあります。 Z世代の若者達は、便利な時代に生まれたからこそ少し面倒に感じるアナログな操作性を楽しんだり、温かみのあるチョイダサさを「逆に新しいくてかわいい」と感じたりしています。そして昭和に作られたアナログなアイテムは現在生産されてないので数が少なくなっていくとともに手に入りにくくなればなるほど価値が上がりますし、SDGsが必須となるこのご時世ではサスティナブルなライフスタイルやエシカルなアイテムはコレから更にどんどん注目されていきます。昭和レトロの人気は見た目のかわいさやデザインだけに限らず「古いものを大切に使う」という思考が若い世代へ浸透してゆけばゆくほど更に流行ってゆくと思います。 昭和レトロのおすすめアイテム 「コンパクトでどこでも使える!小引き出し」 商品詳細 インテリアとして使いやすい引き出し。収納としてデスクや棚の上に置いたり、部屋の雰囲気を出すオシャレアイテムとして大活躍です。 「ブラックが重厚な佇まいなレトロソファ」 商品詳細 部屋の雰囲気を一気に変えてくれる昭和レトロなソファは昭和レトロ入り口としては最適なアイテムです。デザインや生地がかわいいので、部屋に置くだけでバッチリです 「アーチ窓が可愛い!食器棚」 商品詳細 ポップなカラーの食器棚は昭和レトロな雰囲気へ一気に変えてくれる優れ物。食器棚としてでなくお気に入りの小物をディスプレイする棚としてもお使いくださいね。 「カッコ可愛い!食器棚」 商品詳細 深みのあるグリーンと真っ白なホワイトのツートンがカッコいい!棚の背面にもちゃんとレトロな幾何学模様が取り入れられ、ガラス食器やコップなどと相性が抜群です。お気に入りのレトロアイテムのコレクションを並べてもかっこ可愛く演出できますね! バナルではその他、昭和レトロな商品をたくさん取り扱っています。オンラインショップでは随時新しい商品を出品していますので是非お気に入りの昭和レトロアイテムを探してみて下さいね。
昭和レトロな家具で生活を彩ろう!チェスト編
ここ数年、衣食住や音楽などさまざまなジャンルにて空前の「レトロブーム」がおきています。2023年も引き続き、このブームは続くと予想されます。当サイトでは定期的に昭和レトロなアイテムについての情報を発信していきたいと思います。 当店の実店舗、愛知県小牧市にある「リ・スクエア バナル」でも今年の6月に全面リニューアルを実施し、昭和レトロや古道具・古家具などアイテムの取り扱いを増やしております。そんな当店で取り扱っている昭和レトロなチェストについてご紹介をさせて頂きます。 縞々が可愛い!レトロポップなチェスト 商品ページはこちら大胆なカラーパターンが昭和レトロ感を感じさせてくれますね。収納としてはもちろんのこと、インテリアとしても大活躍。部屋に置いておくだけでアイキャッチとなりオシャレさがアップ。特に女性から人気の商品です。 味わいたっぷり!昭和レトロなチェスト 商品ページはこちら味わいのある昭和のチェスト。収納量だけでなく存在感が凄い。昭和の時代はクローゼットがなかったので、この手のチェストは大活躍していました。かなりしっかりとしたつくりです。ご自宅使いはもちろんの事、店舗什器としてもかなりオシャレにお使い頂けます。様々なタイプがあり当店でも人気の商品です。 レトロポップなチェスト 商品ページはこちら スペースエイジデザインが人気!レトロなチェスト「スペースエイジ」とは、1960~1970年代(ミッドセンチュリー)に宇宙開発への憧れとともに作られたデザインのこと。正に昭和期に流行したデザインのひとつで、昭和生まれの人なら誰もが見たことのあるチェスト。曲線形のフォルムを生かした取手が、独特の世界観とレトロな魅力を感じさせますね。様々なカラーやサイズがあり当店でも人気の商品です。 今回は当店おすすめの昭和レトロなチェスト商品3点をご紹介させて頂きました。当店では中古の珍しいアイテムを中心に取り扱いをしており、在庫にも限りがあります。ご興味ある商品があった場合はお早めにゲットしてくださいね! ※BUNUL ONLINE SHOPで販売中の商品は、店舗と在庫を共有しております。入れ違いによって、販売中の商品でもお買い求めいただけない場合がございます。あらかじめご了承ください。
昭和レトロ・古道具・ブロカントの小物雑貨の販売を開始します!
この度、バナルオンラインショップにて今まで店舗でしか販売していなかった小物を取り扱う事になりました。 実店舗ではブランド家具・アンティーク家具・ヴィンテージ家具・古家具・昭和レトロ家具など、様々なジャンルの家具と世界中から集ってきた小物・雑貨がところ狭しと並んでいます。そんなワクワクを全国の皆様へもお届けできるようラインナップを増やしていきます! 昔懐かしいボンボン時計、レトロポップな小引き出し、昭和レトロと言えばなホーロー看板、はたまたキューピー人形などなど…。店舗に並んでいる物を少しずつ商品ラインナップに追加していく予定です! 毎週続々と追加予定ですのでぜひお楽しみに♪ ※BUNUL ONLINE SHOPで販売中の商品は、店舗と在庫を共有しております。入れ違いによって、販売中の商品でもお買い求めいただけない場合がございます。あらかじめご了承ください。 ■当店詳細■RE-SQUARE BANUL〒485-0059 愛知県小牧市小木東2-113TEL:0568-65-8729営業時間:土・日・月 11:00~18:00金 18:00~21:00ホームページ:https://banul-official.com/
インテリアとしても人気な階段箪笥についてのご紹介
階段箪笥とは <nanaura7daysさんのInstagramより>https://www.instagram.com/nanaura7days 階段の下の空きスペースを活用するために、引き出しや戸棚を取り付けた収納箪笥です。別名では、箱階段、箱箪笥とも呼ばれています。 階段箪笥の特徴と歴史 階段箪笥は江戸時代初期に生まれました。関西の町屋を中心に広まり、自宅やお店などでお客様を出迎えるための場所でよく使われていました。人目に触れる家具らしく上品な飾り金具などが特徴で存在感抜群です。今でいう魅せる収納家具です。 登れる?階段箪笥のおすすめな使い方 ・階段箪笥は登れるのか 階段箪笥は、階段の下に入れる箪笥という意味の家具であることから荷重を受ける強度がないものがほとんどです。 そして建築基準法としての「階段」としても認められておらず、階段になる箪笥では無いのでご注意ください。 ・収納力を活かす 階段箪笥は水屋箪笥と同様に食器や道具を入れたりするのに使われていたようです。段の形に合わせて付いている大小さまざまな収納が、現代でも幅広く活躍してくれそうです。 ・インテリアとしての階段箪笥 <okuraorientalartinteriorさんのInstagramより>https://www.instagram.com/okuraorientalartinterior 階段箪笥は、階段の下収納として使われていましたが、現代では階段の下でなく様々な場所でインテリア家具としても使われています。その段々を活かして上にインテリア小物や観葉植物を置いたりするのもオシャレですね。和の雰囲気を活かし昭和レトロや大正ロマンなインテリアにバッチリです。お気に入りのお皿などを飾れば美しさ倍増です。近年では階段箪笥のおしゃれさに注目して、インテリアとしてミニサイズの階段箪笥も販売されているようです。 ・猫と階段箪笥 <saku8007さんのInstagramより>https://www.instagram.com/saku8007 キャットタワーにもなる階段箪笥(笑)猫ちゃんからしたら登りたくて仕方ない作りですね。そんな遊び心も含めたら猫ちゃんとオシャレな空間を楽しめるのかもしれません。 階段箪笥の種類(メーカー) ・仙台箪笥 「指物」「漆塗り」「金具」の3つの技の融合といわれる仙台箪笥は、豪華な金具の装飾が美しく宮城県の伝統工芸品に指定されている高級箪笥です。透明な漆を使い木目の美しさを透かし見ることができる木地呂塗り(きじろぬり)が魅力的です。素材は贅沢にケヤキ材が前面に使われていますので、置くだけでもその空間に高級感が広がります。 ・二本松家具 創業明治二年300年の伝統をもつといわれている二本松家具は、一説には、お城作りに携わった建築大工さんが調度品を手がけて、その技術がタンス作りに活かされてきたといわれております。二本松のシンボルである菊と松をあしらった「城家飾り」、田中家具に明治時代から伝わる宝袋と打出の小槌の「宝づくし飾り」や、牡丹や唐草をあしらったものが代表的です。 ・岩谷堂箪笥 創業天明3年(1783年・江戸時代中期)から続く岩谷堂箪笥は、永い年月を経て多くの職人たちの手によって研究・開発されてきました。岩谷堂箪笥の大きな特徴の一つは金具で、鮮やかに浮き彫りされた絵模様は堅牢さと共に漆の透き通った品格と合わさって全体の重厚感を醸し出しています。古くから漆の産地で有名な岩手県で作られています。バナルでは過去に岩谷堂箪笥の取り扱いも多数ありますが、かなりお手頃価格で販売させて頂きましたので、今後の入荷情報もチェックしてみて下さいね! 最後に 「階段箪笥」の魅力が少しお分かり頂けましたでしょうか??どの階段箪笥も個性があって素敵ですよね。バナルでは中古でお買い求めやすい価格の階段箪笥など、24時間いつでも好きな時に好きなだけ眺められ、購入も出来る「古道具・古家具」のオンラインショップを運営しています。ぜひご活用くださいね。
テーブルと椅子の最適な高さとは?高さの調整方法と併せて解説
テーブルと椅子の最適な高さとは 食事中や仕事中に、何故か座りづらい、疲れると感じたことはありませんか?それは、使用している椅子とテーブルの高さのバランスがとれていないからです。テレワークで椅子に座り仕事をする時間も増えた今こそ、使用している椅子とテーブル(机)の高さの見直しをしてみましょう。この記事では、理想とする椅子とテーブルの高さやその計算法、バランス調整の仕方について説明しますので、ぜひ参考にお読みください。 基本となる使いやすい高さとは 座っているのに疲れる、腰や首が痛い、座り心地も悪いなどの悩みはありませんか?テーブルと椅子の高さのバランスはとても大切です。目的により微妙に異なる両者のバランスですが、最適な高さであるかどうかで居心地の良さや使いやすさが大きく左右されます。このちょうど良いバランスこそが、「差尺(さじゃく)」です。新しく買い替えを考えているならば、快適さと健康を保つためにも、この差尺に重点を置き両方の高さを決めると良いでしょう。まずは、差尺とその目安の計算式を説明します。 テーブルの高さ毎の理想的な椅子の高さ 使いやすさは差尺で決まります。差尺とは、テーブル天板と椅子の座面までの高さです。 目安計算式は 【差尺=身長×0.55÷3】 ・身長×0.55は座高 ・パソコン使用時は、ここから(−2または−3cm)。差尺が短くなり、キーボードを扱う手元が低くなってタイピングがしやすくなるためです。 この計算式に当てはめたときに、差尺の値が28〜30cmとなるのが最適とされています。しかし、あくまでもこれは基本的な値です。人それぞれ好みや使用目的に違いがあるため、誰にとっても最適であるとは限りません。もしも、今お使いのものに違和感を覚えるのであれば、1度この計算式に当てはめて差尺の確認をしてみてはいかがでしょうか。 日常で使用する際の理想のバランスは、日本オフィス家具協会では「テーブルの高さに関して肘が90度を保てるか、高さは72cm」とされています。 その理由は以下の3つです。 ①日本人の身長が伸び、背の高い外国人の雇用が増加しているため ②オフィスで使用する標準書類がA4に統一され、それまで推奨されていたテーブルの高さ70cmでは引き出しの幅が浅くなり、収納がしにくくなったため ③身体障害者の雇用で、オフィスでも車いすに対応できるようにしたため この3つの理由により、テーブルの高さの理想は70〜72cmとなりました。 上記はあくまでも、仕事や日常で使用する際に使いやすいとされるテーブル高です。個々の身長も違えば、人によって使う目的も異なります。使用者に合わせた一番使いやすいバランスにするためには、まず自分に合った椅子を見つけることが重要です。さらに、差尺を参考にしてテーブルを選ぶのがベストです。 理想的なテーブルと椅子のバランス表 前項で紹介の差尺に基づいたバランス表を記します。 テーブルの高さ 椅子の座面の高さ 65cm 33~37cm 70cm 38~42cm 75cm 43~47cm 80cm 48~52cm 85cm 53~57cm 90cm 58~62cm *差尺はいずれも28〜32cm 上記は、差尺を参考にして表しています。テーブルが65cmであれば、椅子の高さは33~37cmがちょうど良いサイズとお考えください。 使いやすさの目安に続き、ここからは椅子を選ぶ際のポイントについても触れておきます。基本的な椅子の高さは、地面から36〜45cm程度が理想とされています。身長差もありますが、座った状態で足裏全体が床に接しているかどうかを確認してください。この時に、かかとが浮いていると、椅子が高過ぎといえます。 座面と膝先が平行、もしくはわずかに高いほうが良く、座っていても違和感がほとんど感じられません。しかし、「気に入った椅子を見つけたのに少し低めであった」などということもあります。そのような時には、クッションや座布団などで調整してみると良いでしょう。それで少し足が浮くようであれば、足置きを使うなどの方法を試してください。 クッション性がある椅子は要注意 椅子の座面にはナチュラルな天然木をそのまま使用した硬めの素材や、クッション性の柔らかい素材があります。差尺を計算するときに気をつけたいのは、クッション性のある椅子です。座ると座面が沈み、高さを測るのが難しくなります。 椅子は形状により、前方に向かってやや高くなっているものがほとんどです。一般的なカタログに記載されているSH(シートハイ)では、椅子の前方中央の一番高い点を指しています。差尺の目安になるのはSHではなく、座位基準点です。座位基準点とは、座った状態で体重を支えている部位のことで、クッション性の椅子はこれを定めるのが難しくなります。個々の体重でも変わるため、クッション性の椅子の場合は座位で体の沈み込みが止まった位置を基準とします。 ここまでで説明した差尺が適さないケースを紹介しましょう。 ・カフェやレストラン ・ロビーやラウンジ、リビング ・バーカウンター などです。 リビングのソファは、深く腰掛けてリラックスする場所です。テーブルでなにか作業をする必要もないため、ソファに座ったままで手が届くような高さが適切とされています。差尺は、使用シーンによってぴったりな高さがあるものです。 バランスの取れた差尺で座った場合 テーブルは使用する場所や目的によってさまざまなタイプがありますが、どのような高さのものを選んだとしても、バランスが良ければ使いやすく、快適さも抜群です。 例えば、食事の際に椅子が高すぎると、テーブルと腕の間に距離ができてしまい、料理が取りにくく、腕も疲れてしまいますね。文字を書くときも同じで、書きづらく、前かがみになってしまいがちです。逆に椅子が低すぎると顔が机に近づきすぎて、姿勢が悪くなってしまいます。 つまり、差尺が大きいとテーブルが高すぎる、または椅子が低すぎる。反対に差尺が小さいとテーブルが低すぎる、または椅子が高すぎるということになります。最適な差尺の値から離れていくほど、使い勝手が悪くなり、体に負担がかかります。差尺がそれぞれの行動や作業、目的を行うために、ベストなバランスになっているのかどうかはとても重要な点です。 テーブルと椅子の高さのバランスが合わない時 どれだけ探しても、差尺が合って気に入ったデザインが見つからない、またはすでに使用しているものがしっくりとこない。そのようなことはありませんか? デザインだけで椅子とテーブルを選んでしまうと、後悔することがあるかもしれません。テレワークが増えたことで、より一層椅子に座ってパソコンに向かう時間が長くなりました。人間工学に基づいて作られた椅子は、高機能であるとともに、正しい姿勢をサポートしてくれるものです。 それも、高さのバランスが合っていなければ体調不良を起こすおそれがあります。「ただ座っているだけなのに?」と感じるかもしれませんが、それだけ高さのバランスは大切なのです。 高さのバランスが合わないと起きる問題 机と椅子の高さがミスマッチであると、身体への負担が大きくなってしまいます。足のむくみや疲労感、また前かがみな状態が続くと猫背になりがちです。これらの症状が出てから不調に気付く人も少なくありません。立っているよりも、座っているほうが楽だと考えている方もいますが、実はそうでもないようです。 座った姿勢は背骨が自然なS字を保てずに、内蔵に負担がかかってしまっています。そのため腰への負担が大きくなってしまうのです。その他にも、身体に起きる不調は数多くあります。一例を紹介しましょう。 ・肩こり 特に多いのが肩こりです。長時間同じ体勢でいると、首や肩にかなりの負担がかかっているものです。パソコンのタイピング時に肩を持ち上げた状態が続いていませんか?理想の姿勢は上腕を床に対して水平に落とした時、肘を90度に曲げた状態です。 ・緊張型頭痛 肩こりからくると言われる緊張型頭痛は、無理な姿勢で長時間パソコンを使用した際に症状が現れます。これは緊張した筋肉に疲労物質がたまって、神経が刺激された結果、起きる症状です。疲れたと感じたら適度に休憩を取り、体や脳をリセットすることが大切です。手首にも負担がかかり、腱鞘炎になる可能性も考えられますので、注意してください。 ・腰痛 デスクワークなどで、腰を後ろへ反った姿勢(反り腰)を取り続けると、腰痛を引き起こす原因になります。腹筋が弱いと体は前へ傾きますが、体はそれを防ぐために無意識に腰を反らせて、後ろへ重心をかけバランスを取ろうするからです。これも、やはり椅子の高さがあっていない可能性が考えられます。 椅子に浅く腰掛けて作業をすると反り腰になる可能性があります。反対に深く腰掛け過ぎても猫背になり、姿勢が悪くなってしまうものです。良い姿勢を取っていたとしても、長時間同じ体勢は保てません。左右どちらかに体の重心を傾けるようになってきたら、体が疲れてきた証拠です。その時はすぐに手を止めて、ひと息つくと腰痛防止になります。 ・血行不良 椅子が高すぎると起こるのが、血行不良です。この時、足は床についておらず、浮いた状態になっています。足先が浮いたままだと血の巡りが悪くなり、冷えやむくみの原因になります。脚のふくらはぎの筋肉は、体中を巡る血液が末端の足先まで来たのを、心臓へ押し戻すポンプの役割をしています。しかし、血行不良となると、押し戻すことができなくなり、足がむくんだ状態になってしまうのです。 いくら最適なバランスの高さであっても、適度な休息が必要です。座り続けてばかりではなく、できれば30分ごとのストレッチを行うようにしてください。首を回してコリの解消、また腕や足を伸ばしてむくみの解消や、体を動かして全身の筋肉をほぐすなどして、体調不良を引き起こす原因を取り除きましょう! テーブルと椅子の高さを調整する方法 もしも、高さが合っていないと気づいたら、テーブルもしくは椅子のどちらかを調節しましょう。椅子を高くしたいのであれば、クッションか座布団を使用してください。これだけで5〜10cmは高さを調整ができますね。ドーナツ型の円座は中央にくぼみがあって座りやすく、お尻がフィットして姿勢もよくなるためおすすめです。 椅子ごと高くしたいのであれば、足の底部分にフェルトを貼って調整できます。高くしたい分だけ重ねれば良く、微調整ができるので便利です。テーブルに貼り付けてもOK、床にも傷がつかずに済みます。 外国製の家具を購入する際は、高さに注意してください。外国では日本と違い、家の中で靴を脱ぐ習慣がありません。そのため、テーブルも椅子も靴を履いたまま使用するように設計されています。そのため、日本人にとっては少し高めに感じるでしょう。家具を購入する店舗に相談すれば、脚をカットできる家具もあるかもしれませんが、その場合デザインが変わる可能性があります。それは、もったいないものですね。それであれば先ほど紹介した方法で、高さの調節をしたほうが得策かもしれません。 また、家族で囲むダイニングテーブルの高さを調整するとなっても、誰か一人の身長に合わせるわけにはいかないでしょう。その時は、個人個人に合わせた椅子を用意するという方法があります。全員デザインが違っているのも、個性があっておしゃれではありませんか?それぞれが好きなデザインの家具を選べば、きっと大切に使ってくれるでしょうし、みんなで集まる時間が増えそうですね! ダイニングテーブルや椅子をお探しの方はRE-SQUARE BANUL(リ・スクエア バナル)へ 名古屋を中心にインテリア専門のリサイクルショップを営む「BANUL(バナル)」は、「新しい命を吹き込む」をコンセプトにしたおしゃれなガレージストアです。実店舗販売と合わせてネット販売も行っております。不定期で開催する蚤の市やセールイベントを開催しています。店舗はまるで海外のインテリアショップのような魅力に包まれ、アンティーク家具やヴィンテージ家具、懐かしい昭和レトロやブランド家具、雑貨など、年代問わずに多種多様な商品がズラリと集まっています! アンティークな家具は欲しいけど、高価過ぎて手が出ない…と諦めず、一度覗いてみてください。思ってもみなかった、古くて新しい価値あるものに出会えるチャンスが満載です。家具だけでなく、個性のある雑貨やリメイク家電、インテリアまで、ワクワクするほどの品数を見て回れば、宝探しをしているかのような気分を味わえます。オンラインショップには店舗に並んでない商品がたくさん販売されているので是非チェックしてください。事前にご相談頂ければオンラインショップの商品を店舗で実物に触れることもできます! また、自宅で眠っている品の出張買取、持込買取も行っています。遠方の方にはLINEでの査定も行っているため、ぜひご利用ください。素敵なダイニングテーブルや椅子を見つけたい方をお待ちしています。